ASD向けのファシリテーションのやり方

アスペルガーを持つ人には、管理職に就いたステップで挫折する人もいる。

そういった人向けに、この記事では、10人程度の少人数のグループでの、リーダーシップの取り方を解説していく。

10人程度の少人数グループの場合、ファシリテーションという司会の技術が役に立つ。

ファシリテーションのやり方
  • 集団での会話の前に、メンバー全員に一対一で話しかけておく
  • 集団での会話の時は、自分から発言しないメンバーにも話を振る

集団での会話の前に、メンバー全員に「週一・一人15分」の頻度で一対一で話しかけておくと良い。

忙しい場合は一人5分でも良い。

一対一で話しかける理由は、後で、集団での会話で話を振る時、事前に一対一で話した事があれば、話しかけやすいからだ。

また、孤立しがちな内気なメンバーも、リーダーに定期的に話しかけてもらえると、あまり孤独を感じず、安心できるからだ。

また、集団での会話の時は、リーダーが、自分から発言しないメンバーにも話を振って、発言の機会をメンバー全員に与えると良い。

話す時間の量は、偏りが出ても、話す機会は均等になるよう調整するのだ。

自分から発言できないメンバーが孤独を感じる事がないようにするためだ。

まとめると、事前に根回しをしてから司会をする、という事になる。

なお、ここで述べた「週一・一人15分」の部分は、タイトルは忘れてしまったが、アメリカの教え方を研究する学問を引用して書かれた経営の人事の本が出展だ。

雑談のファシリテーション

また、雑談の場合、ファシリテーションは以下のステップで行われる。

  1. 話題を出し、リーダーが意見を述べる
  2. メンバーにその話題についてどう思うか聞いて、リーダーが肯定的反応を返す
  3. 全てのメンバーに対し、2を繰り返す

出す話題は、時事ニュースなど、多くの人が知っている話題が良い。

マイナーすぎる話題や、政治宗教のように意見が分かれる話題は出さない方が良い。

ただし、アスペルガーを持つ人の場合、拘りの対象によっては、興味範囲の限定性からマイナーな話題しか出せないかもしれない。

また、メンバーの中で何か話したい事がある人がいれば、リーダーが察して、その事について聞いて話題として扱ってあげると良い。

また、話題に対し、リーダーが述べる意見は、メンバーの多数派が賛成できる意見が良い。

簡単に言うと、大衆迎合して人気取りした方が良い、という事だ。

ただし、アスペルガーを持つ人の場合、社会性の障害から、本当の事を言いたいという欲求を抑えられず、大衆迎合できない事もある。

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