グレタさんの成功のマクロ要因

グレタ・トゥーンベリとは?

グレタさんは、16歳のASDを持つ環境保護活動家。

スウェーデンの議会前で座り込みの活動をした事から有名になり始め、国連で”How dare you!”と過激なスピーチをした事で、日本でもかなり有名になった。

金曜日に選挙権を持たない未成年者がそれぞれの国の議会に座り込みで抗議活動をする事を呼びかけ、世界各国の若者達がそれに応じている。

グレタさんのTwitterフォロワー数は、2019/12/30現在、378万人。

国際的な影響力を持つ環境保護活動家となっている。

偉人の三つの要素

偉人は、

  • 時代
  • 場所

の三つが重なった時に出現する。

グレタさんの場合、それらは、

  • 先進国で少子高齢化で世代対立が起きている現在
  • マイノリティの意見を尊重する風土があるスウェーデン
  • ASDの社会性の障害

だと思う。

先進国の世代対立

先進国では、少子高齢化で世代対立が起きている。

環境問題を先送りにして現在の経済問題解決を優先すれば、中高年層は得をするが、若年層は、将来そのつけを払わされる羽目になる。

また、先進国の国債の問題もあると思う。

先進国の多くは、借金をして、将来世代に支払いさせる形で経済問題を解決しようとしている。

そして、環境対策は、簡単に言えば、資源の浪費を辞め、不便を受け入れて節約しようという事であり、政府の発行する国債額を減らす事にも繋がると思う。

環境対策を優先すれば、景気対策も後回しにされ、国債発行額が減るためだ。

環境問題の裏では、世代間の金銭の奪い合いがあるのだと自分は思う。

スウェーデンの風土

スウェーデンは北欧の福祉国家の一つで、マイノリティの意見を尊重しようという風土がある。

子供で女性、アスペルガー症候群というマイノリティであるグレタさんの意見が、スウェーデンの風土で尊重された事も大きいと思う。

ASDの社会性の障害

ASDの遺伝子が人類に残ってきたのは、集団内の社交をする個体だけではなく、集団外の脅威に注意を払う個体も必要なため、という説がある。

グレタさんは、環境問題という集団外部の脅威に注意を払うASDで、集団内部の交流に注意を払っていた定型発達者達に警告を発しているのだと思う。

また、ASDの社会性の障害は、集団の暴走を防ぐ事に役立つ。

グレタさんは、経済発展を優先し、環境問題をないがしろにするという集団の暴走を防いでいるASDだと捉える事もできる。

グレタさんのメディア戦略

グレタさんは、短期間で知名度を大きく上げ、多くの支持者を獲得した。

それは以下の三つの要因が理由だと自分は思う。

  • 英語で発信した事
  • SNSの活用
  • 一種の炎上商法

英語での発信

グレタさんの母語は英語ではなくスウェーデン語。

そして、スウェーデン語の話者は約1000万人。

英語の話者は約15億人。

グレタさんの成功は、話者人口が多い英語で発信した事もあると思う。

ちなみに、グレタさんは、普段は英語でツイートをし、時々、スウェーデン語とおぼしき、読めない言語で書かれたツイートをしている。

SNSの活用

グレタさんは、TwitterYoutubeを使っている。

アメリカのトランプ大統領や日本のN国など、ポピュリズム勢力も、方向性は真逆だが、ソーシャルメディアを使っている。

トランプ大統領はTwitterを使う事で有名だし、N国の立花孝志はYoutubeで過激な動画を出したりしている。

そのように、方向性はどうあれ、新興の政治勢力には、ソーシャルメディアの活用が特徴として挙げられる。

一種の炎上商法

グレタさんの活動手法

  1. 学校を休み、議会前で座り込みの抗議活動をするという変わった行動で注目を集める
  2. 国連で子供の身で大人を叱るスピーチをした事が一種の炎上商法となり、国際的注目を集める

グレタさんは、まず、議会前で座り込みの抗議活動、という変わった行動をし、それをSNSで発信する事で、社会の注目を集めたのだと自分は思う。

その後、国連で子供の身で大人を叱るスピーチをした事が一種の炎上商法として働き、彼女の知名度を国際的なものとしたのだと自分は思う。

グレタさんの家庭環境の影響

グレタさんの父は俳優、母はオペラ歌手、祖父は俳優で監督。

グレタさんは、芸能一家に産まれた事でメディアの使い方をよく知っていたのだと思う 。

そのため、ソーシャルメディアを環境保護活動に用いたり、一種の炎上商法をしたり、といった工夫ができたのだと自分は思う。

中高年男性がグレタさんを嫌う理由

中高年男性がグレタさんを激しく嫌うのは、中年の危機が原因だ。

コンプレックスが強い人ほど生意気な人を嫌う傾向がある。

中高年男性は、中年の危機で、グレタさんのASDの社会性の障害を嫌っているのだ。

ロールモデルとしての活用

ASDは、社会性の障害で、集団の暴走を防ぐ役割を負っている。

グレタさんは、それに大成功した事例だ。

日本のASDを持つ人達も、集団の暴走を防ぎたい時は、グレタさんの手法を模倣すると良いと思う。

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