発達障害の治療を専門資格の独占業務に

医療職の発達障害の知識不足による二次被害

「ケーキの切れない非行少年たち」には、「現在の医療・福祉関係者には、精神疾患や知的障害の知識はあるが、境界知能や発達障害の知識がある人達は少なく、二次被害、三次被害が酷い」といった趣旨の記述があったと思う。

自分は非行少年ではないが、発達障害の当事者。

そして、確かに、医療職の知識不足による二次被害三次被害は酷かった。

しかも、知識不足に無自覚である医療職が多く、それを指摘すると怒り出す事が多かった。

例えば、ある精神科病院で、発達障害の専門病院に転院したいと申し出た時、ドクターショッピングだと逆に責められた事があった。

他には、アスペルガーの拘りによる適応障害になっていた筆者に、精神科医の多くが、説得や心理的暴力でASDの拘りを無理やり変えようとしてきたりもした。

ASDの拘りは脳内ホルモンのオキシトシンの血中濃度の低さが原因で説得や心理的暴力では変えられないのにも関わらず。

筆者は、「医療職の発達障害の知識不足による二次被害」「精神科デイケアのいじめ被害」で一時期、かなり心理的安全を侵されるといった状況に置かれた。

最終的には、自分で発達障害について勉強し、医師や保護者に本を引用して、「ASDの拘りによる適応障害」を説明し、何とか心理的安全を確保する事ができた。

現在は、そういった二次被害のせいで、精神科病院に近づくのが怖くなってしまっている。

発達障害の治療を専門資格の独占業務に

前述したように、発達障害の専門知識がないと、医療職でも虐待が多発するため、発達障害の治療を、専門資格の独占業務とする事が望ましい。  

種類としては、以下の物があると良いと思う。

  • 医師向けの専門医資格
  • 下級医療職向けの専門資格
  • 当事者の家族や職場の上司向けの学習のための簡単な資格

できれば、知識不足の人が発達障害を持つ人に関わる事を完全になくすために、業務独占の国家資格として作った方が良い。

国家資格を作るのがすぐには難しい場合は、ないよりはマシなため、名称独占としての民間資格でも良い。

民間資格なら、社会福祉法人を事務局にして作れる。

資格ビジネスとして見ても、ニーズは高いはずだ。

免責条項
・当ブログは、管理人が書籍を中心に得た情報を分析してまとめていますが、あくまで管理人個人の主観による物です。
・治療や就労、及びそれらに付随する一切の事柄の判断は読者の責任でお願いします。
・掲載情報にはできる限りの正確さを心がけていますが、管理人は医療関係者ではないため、万一当ブログを利用する事で損害が発生しても、責任は負いかねます。
・上記の事柄をあらかじめ承知しておいてもらえるようお願いします。

アスペルガーにデイケアは向かない

社会性の障害があるアスペルガーは、集団療法ではいじめ被害リスクが高いため、デイケアには向かないと自分は思う。

デイケアとは?

デイケアとは、精神科の集団療法の事。

回復期の精神科の患者が、デイケア職員の同席の下、患者同士でグループになって、レクリエーションをしたりして過ごしている。

レクリエーションとは、例えば、ビーズを型にはめてアイロンで固めてコースターを作ったり、ビデオに合わせて体操をしたり、単におしゃべりをしたり、といった事だ。

通常の精神科デイケアは統合失調症などから回復した患者、高齢の患者が多い。

発達障害専門デイケアの場合、20代の発達障害者が多い。

筆者は、通常の精神科デイケアと発達障害専門デイケアの両方に行った事がある。

ASDはデイケアでは人付き合いを学べない

「デイケアで人付き合いを経験して学びなさい」という医師は多い

だが、ASDの場合は時系列の把握が苦手で、因果関係の把握も苦手なため、経験から人付き合いを学ぶ事は難しい。

ASDの場合は、経験よりも本やソーシャルスキルトレーニング(授業形式で人付き合いノウハウを学ぶ治療)などから、明文化された情報から学ぶ方が良いと自分は思う。

そして、詳しくは別記事で書く予定だが、ソーシャルスキルトレーニングも、集団授業形式ではなく、在宅から見れる動画授業形式にした方が良いと思う。

集団療法といじめ被害リスク

社会性の障害があるアスペルガーは精神科デイケアでもいじめられるリスクが高いため、いじめ後遺症が更に加わり、却って二次障害が悪化する可能性が高い。

医療関係者は、「患者をいじめから守って安全にリハビリできるようにするために、精神科デイケア職員がいるのだ」と言うかもしれない。

だが、それは以下の理由から上手く機能していない。

  • 精神科デイケア職員には、精神保健福祉士を法定最低人数しか配置せず、残りの職員には、心理学の知識に乏しい看護師・作業療法士を配置する病院が多い
  • 知識不足の影響か、デイケア職員のモラルハザードが酷く、いじめ隠蔽が多い事

ASDが精神科デイケアに通って協調性が身に付いたように見えても、それは、いじめ被害で依存性パーソナリティ障害や学習性無力感になり、表面上おとなしくなった事で、社会性の障害が目立たなくなった、というのが実態だと自分は思う。

実際、筆者は通常の精神科デイケアと発達障害専門デイケアの二つに通った事があるが、両方でいじめ被害に遭い、非常に強い苦痛を味あわされた。

免責条項
・当ブログは、管理人が書籍を中心に得た情報を分析してまとめていますが、あくまで管理人個人の主観による物です。
・治療や就労、及びそれらに付随する一切の事柄の判断は読者の責任でお願いします。
・掲載情報にはできる限りの正確さを心がけていますが、管理人は医療関係者ではないため、万一当ブログを利用する事で損害が発生しても、責任は負いかねます。
・上記の事柄をあらかじめ承知しておいてもらえるようお願いします。