精神科医による診察時のモラハラ

一年ほど前、自分は、あるクリニックでADHDの専門医を受診した。

自分はアスペルガーだが、ADHDの専門医でも応用が効くかもしれないと期待したからだ。

だが、実際には期待外れだった。

彼は、ASDの知識が少なく、ADHDの知識を使って、アスペルガーの患者である自分を分析していた。

例えば、「君は、どうやら思い込みが激しいようだ」と彼は言っていたが、それは多動衝動性があるADHDの話。

自分は、「アスペルガーのコミュニケーションの障害で上手く伝えられずに、誤解を招いているだけなのでは?」だと指摘した。

すると、彼は嫌な表情を見せ、具体的根拠を示さずに、見下したような表情と態度によるモラハラで遠回しに否定してきた。

その専門医は、ADHD分野では優秀なのかもしれないが、少なくともアスペルガーの分野ではあまり優秀ではなく、しかもその自覚もないようだ。

あと、自分のメインの困り事は以下の適応障害だった。

  • アスペルガーの興味範囲の限定性による適応障害
  • ディスクレパンシによる適応障害
  • いじめ後遺症

アスペルガーの興味範囲の限定性による適応障害とは、例えば以下のような事だ。

プラモデルに拘りを持ってしまったアスペルガーの青年が、就職活動をしなくなり、専門医が説得に当たったが、就職活動を再開するまで、7年かかったという事例を本で読んだ事がある。

自分の場合、拘りの対象はプラモデルではないが、問題の構造としては似たような仕組みだ。

そのADHDの専門医は、ASDの知識がないようで、見下した態度や表情で、心理的暴力を振るい、アスペルガーの自分に言う事を聞かそうとしてきた。

他の精神科医の多くもそういった対応で、彼らに疑問を持って、自分で発達障害を独学して調べた結果、結論は以下のようだった。

  • オキシトシンという研究中の薬剤の実用化を待つ
  • 自然に飽きて、アスペルガーの拘りの対象が変わるのを待つ

オキシトシンは、治験結果によると、能力の偏りは緩和できないが、アスペルガーの性格的な特性は緩和できるようだ。

興味範囲の限定性による適応障害に、オキシトシンを投与すれば、興味範囲の限定性が和らぎ、アスペルガーの興味範囲の限定性を背景とした適応障害が改善する可能性が高い。

そのADHDの専門医は、モラハラを振るって、アスペルガーの興味範囲の限定性を強制的に捻じ曲げようとするよりも、保護者に現在は効果的な治療法がない事を説明するべきだったと自分は思う。

あるいは、保護者を説得して、自分のアスペルガーの拘りを活かせる進路へ行けるよう、環境調整をするべきだったと自分は思う。

アスペルガーの興味範囲の限定性は、精神科医の心理的暴力では変わらず、フラッシュバックだけが増えて、ダメージが蓄積されていった。

あと、自分は、診察時の彼の表情と態度によるモラハラがフラッシュバックになっており、治療のはずが逆効果になった。

コミュニケーションの障害があるアスペルガーの自分は、モラハラのような心理的暴力を、すぐに指摘してやめさせる事ができず、一方的に嬲られる傾向がある。

精神科医が、コミュニケーションの障害があるアスペルガーに、モラハラをするなんて、非常に問題だと自分は思う。

精神科医の癖に、自分の意見に従わない患者にモラハラをするなんて、職業倫理を疑ってしまう。

  • 「精神科医の癖に患者にモラハラをする職業倫理の欠如」
  • 「専門外の分野での実力不足への自覚の無さ」

などの理由で、自分は、その専門医の受診を初診でやめた。

非常に不愉快な思いをさせられた。

彼の診察後には、彼への怒りと嫌悪感しか残らなかった。

免責条項
・当ブログは、管理人が書籍を中心に得た情報を分析してまとめていますが、あくまで管理人個人の主観による物です。
・治療や就労、及びそれらに付随する一切の事柄の判断は読者の責任でお願いします。
・掲載情報にはできる限りの正確さを心がけていますが、管理人は医療関係者ではないため、万一当ブログを利用する事で損害が発生しても、責任は負いかねます。
・上記の事柄をあらかじめ承知しておいてもらえるようお願いします。

精神科医の質の改善を

1.「医師の中の劣等生」

精神科は他の科より習熟に要する期間が短いため、多浪や転科などで、年を喰って、選択肢がない医師が精神科を選ぶ事が多い。

そのため、精神科医には「医師の中での劣等生」が多く集まる傾向がある、と自分は思う。

対策として、精神科医として働ける法的要件に、医師免許に加えて、「精神保健福祉士」「心理士」などの資格取得を義務付け、「医師の中の劣等生」の集中の防止や、心理学の知識の不足の防止、などをすると良い、と自分は思う。

2.薬剤師寄りの精神科医

精神科医は、医師免許だけではカウンセラーより薬剤師に近い。

そのため、心理療法では、医師より、心理士の方が役に立つ。

精神科医の中には、医師免許に加えて心理士の資格を取得している医師もいるが、そういった医師はエリートビジネスマン向けに、かなり高額のカウンセリングのサービスを提供している事が多い。

そのため、庶民が接する事ができる保険適用の安い精神科医は、カウンセラーよりも薬剤師寄りの精神科医が多いと思われる。

ちなみに、統合失調症など、薬物療法が中心の重度の疾患は、薬剤師寄りの精神科医でもまだ、充分に対応できる。

だが、発達障害やパーソナリティ障害、いじめ問題など、薬剤の知識よりも、心理学や社会学の知識が必要な分野では、精神科医は二次障害への投薬治療以外には、あまり役に立たない事が多い。

3.精神科医の不養生

アダルトチルドレンの本によると、精神科などの福祉分野の医療職には、本人や家族に軽度の精神病やハラスメント被害の経験があり、その影響で、精神科を選んだタイプが一定数いる。

いわゆる「医者の不養生」だが、精神科では、病んだ医療職の被害は、立場が弱い患者が受ける。

ちなみに、発達障害の専門病院の場合、研究を担当する精神科医本人が、軽度の発達障害があるため、その道を選んだ、というタイプが一定数いる。

自閉系の発達障害の精神科医の場合、研究医としてはかなり優秀だが、臨床医としてはかなり最悪な医師が多い。

対策として、精神科医の採用試験では、SPIのような職業適性を調べる適性検査テストをする事が望ましい。

4.総合診療医の不足

「狭く深く」のタイプの専門医は、高い専門性の代わりに視野が狭い。

哲学者ソクラテスは「無知の知」という概念を示したが、医療の場合、専門医では「無知の知」は自覚しにくく、総合診療医が間に入る事が必要なようだ。

自分が前に通っていた病院は、統合失調症がメインの閉鎖病棟付きの中規模病院で、担当医師に発達障害が専門外である事を指摘し、転院を申し出たが、逆に「ドクターショッピング」と強く主張してきて、かなり手を焼かされた。

現在、日本政府は、総合診療医の育成を急いでいるが、医師達の専門医志向が強いため、中々実現できないでいる。

アメリカのように、政府が診療科・地域ごとの医師の定数を定め、希望者が定数を超えた場合は、成績順の選抜をする仕組みが望ましい。

免責条項
・当ブログは、管理人が書籍を中心に得た情報を分析してまとめていますが、あくまで管理人個人の主観による物です。
・治療や就労、及びそれらに付随する一切の事柄の判断は読者の責任でお願いします。
・掲載情報にはできる限りの正確さを心がけていますが、管理人は医療関係者ではないため、万一当ブログを利用する事で損害が発生しても、責任は負いかねます。
・上記の事柄をあらかじめ承知しておいてもらえるようお願いします。